靴の歴史はかなり古く、現存している最古の靴は紀元前3500年頃のものと推定されている革靴です。
古代エジプトの履物ではサンダルが有名ですが、ピラミッドからは紀元前2500年頃のサンダルが発掘されています。日本で最も古い靴は奈良時代の室内履きです。
日本人が現代の西洋式の靴をはくようになったのは幕末で、江戸幕府の権力が弱くなっていたころです。その後外国との交易が行われるようになり、西洋の文化が日本に少しずつ入ってくるようになります。日本で始めて西洋の革シューズをはいたのは坂本竜馬だと伝えられています。
また、素材で最も歴史が長いのは皮革です。戦後になり高度経済成長とともにファッションも欧米化が進み、革のシューズが日本中に普及するようになります。